3Dディスプレイの分類

近いうちに、裸眼3Dディスプレイのメカニズムに対してお話をしようと思っているのですが、その前に知っておいていただきたい事がいくつかあります。

まずは、3Dディスプレイの分類からご解説してまいりましょう。

立体的な映像を表示することが可能な3Dディスプレイは、案外いっぱいの部類に分類することが出来ます

まずは、3Dメガネを必要とする3Dディスプレイからまいりましょう。

これは、アナグリフ式、液晶シャッター式、偏光式と言う3部類があります。

裸眼式のケースではには、もう少しばかり細かい分類がなされています。

まず大きく分類いたしますと、空間分割表示と言う方式と、時分割表示と言う方式に分類することが出来ます。

空間分割表示のほうは、より一層見地設定と、光線空間再生に二分され、見地設定のほうは、そこからまたより一層二見地の方式と、多見地の方式とに分類されます。

光線空間再生のほうは、インテグラルと言う方式があります。

メガネ式と、裸眼式以外にも、HMD(ヘッドマウントディスプレイ)式と言う方式もあります

こちらはメガネ式に似ていまして、常時画像を映し出す機構全体が、観察する人間の頭部に装着されるスタイルとなってきます。

詳しいことをお知りになりたいかたは、別途、検索する等して調べてみてくださいね。

ここでは、それにつきましては割愛いたします

では、裸眼3Dディスプレイの方式につきまして、次回からもう少々、詳しい解説に入ることにいたしましょう。

裸眼3Dディスプレイについて

この度は、裸眼3Dディスプレイに対して、少々詳しいお話をしてゆきたいとおもいます。

裸眼3Dディスプレイの画像を、既にご覧になったことがあると言うかたは、どの程度いらっしゃいますでしょうか。

ご覧になって、どみたいにおもいましたか。

すごい手法だとおもいませんでしたか。

そして、どんなメカニズムになっているのかと少しばかりだとしても関心を抱いてくれていたら嬉しいのですが・・・

本日のお話は、関心がないかたにとっては、少々退屈かも知れませんが、簡潔にお話いたしますのでどうぞお付き合いくださいませ。

裸眼3Dディスプレイですが、この正式名前は「autostereoscopic display」と言いまして、ニホン語に訳しますと、裸眼立体ディスプレイと言うことになります

3Dと言うのは、つまり立体のことだとしてもあるでしょうから、同じと思っていただいてよろしいかとおもいます

それにしてもこの裸眼3Dディスプレイが、何故、3Dメガネもなしに片方ずつの目に、異なった映像を見せることが出来るのでしょう。

ちなみに、この片方ずつの目に異なった映像を見せる手法のことを「視差障壁」と言います。

これは、左右の目に別々の光線を入射させるメカニズムですのですね。

この手法のおかげで、裸眼なのにちゃんと3Dに見えてしまうのです。

かなり画期的な発見であったこととおもいます。

この、視差障壁にも二部類ありまして、一つを「パララックスバリア方式」、もう一つを「レンチキュラーレンズ方式」と言います。

パララックスバリア方式

前回の記事を読んで下さったかたは、裸眼3Dディスプレイのメカニズムが、なんとなく捕捉出来たのではないかとおもいます

大抵のかたは、委細まで知ろうとしても難解で捕捉するのが大変でしょうから、容易なメカニズムが分かるだけだとしても良いとおもいます。

前回の終わりで、片方ずつの目に異なった映像を見せる手法のことを「視差障壁」と言い、それには二部類あると言うお話をいたしました

本日はその一つである「パララックスバリア方式」に対してご案内いたしましょう。

パララックスバリア方式といいますのは、観察する者の左右各々の眼に異なる画素が見えるよう、表示画素の手前に左右2画素ごとに一つの穴、若しくは溝を設けた遮蔽板を立てることによって両眼視差を創り出す方式を言います。

それによって、観察する者は3D眼鏡から開放されるのですが、各々の画素が一つの穴、若しくは溝を通じ、左右2画素を正確に両眼で見えるような正確位置に居なければ両眼視差の効力は得られないと言う、ちょっとしたデメリットがあります。

より一層、画素の書き換え速度と言うのは一定グレードの2D表示と同じですむのですが、左右の画面解像度は半分になってしまい、パッと見の明るさも半分以下になってしまうのも、ガッカリな箇所です。

ですので、例えば、テレビがパララックスバリア方式の裸眼3Dディスプレイであったケースでは、両眼視差の効力が得られる正確位置に座って、番組を楽しめる人数はわずかと言うことになりますね。

ディスプレイの大きさにもよるでしょうが、身内の人数が多ければ沢山ほど、3Dできちんと見られる人は少なくなると言うことです。

捕捉できていますか。